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「化粧水をつけて、乳液でフタをして、余裕があれば美容液も……正直めんどう」。その結果、洗顔だけで終わっている30代男性は少なくありません。工程が多いスキンケアは、忙しい毎日ではどうしても続かないものです。
そこで現実的な選択肢になるのが、化粧水・乳液・美容液などの役割を1つにまとめたオールインワンジェルです。洗顔後にひと塗りするだけ。かかる時間は30秒ほどなのに、「何もしない」よりずっと肌にうるおいを与えられます。
結論を先に言うと、迷ったらウーノ クリームパーフェクションのようなドラッグストアの定番から始めるのが堅実です。ワンコイン感覚で試せて、どこでも買い足せるので、習慣づくりの1本目に向いています。
この記事では、オールインワンが向く人・向かない人、選び方の3基準、定番8商品の比較、物足りないときの重ね技までをまとめて解説します。読み終わる頃には、自分が買うべき1本と使い方の型が決まっているはずです。
結論を先に:タイプ別のおすすめ
- まず定番から試したい → 1. ウーノ クリームパーフェクション(ファイントゥデイ)
- プチプラで大容量がいい → 2. ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル(イミュ)
- 年齢サインも気になる → 4. ニベアメン アクティブエイジバーム(花王)
※ 選び方の理由は本文で解説しています。
オールインワンジェルが向く人・向かない人
オールインワンジェルの最大の魅力は「1つで完了する手軽さ」です。ただし万能ではありません。まずは自分の肌と生活スタイルに合うかを確認しましょう。
スキンケアで一番大事なのは、高級品を使うことではなく毎日続けることです。どんなに優れた化粧水と乳液でも、面倒で使わなければ意味がありません。続けられる仕組みとして、オールインワンは理にかなった選択です。
実際、「化粧水と乳液を買ったのに、乳液だけ洗面所で眠っている」という声はよく聞きます。工程が2つある時点で、疲れた夜にはハードルが高いのです。1つに絞れば、サボる言い訳がなくなります。

向いているのはこんな人
- スキンケアが三日坊主で終わる人:工程が1つなら、歯磨きと同じ感覚で習慣にしやすくなります。
- 朝の時間を1分でも節約したい人:洗顔後にひと塗りで完了。出勤前のバタバタでも続けられます。
- 何を買えばいいか分からない初心者:化粧水と乳液を別々に選ぶ必要がなく、最初の1本に向いています。
- ベタつきが苦手な人:ジェルはみずみずしい質感のものが多く、皮脂の多い男性の肌にもなじみやすいです。
- ジム・出張・旅行が多い人:荷物が1つで済むため、持ち運び用としても優秀です。
向かないのはこんな人
一方で、乾燥がかなり進んでいる人や、部位ごとに細かくケアを調整したい人には、単品を重ねる方法のほうが向いています。オールインワンは複数の役割を1つに集約するぶん、単品使いに比べて調整の自由度は下がるからです。
また、季節や肌の状態に合わせて「今日は保湿を厚めに」「今日はさっぱり」と使い分けたい人も、化粧水と乳液を分けたほうが満足度は高いでしょう。なお、ニキビがひどく悪化しているときは化粧品で解決しようとせず、皮膚科の受診も選択肢に入れてください。
1つにまとめる方式の利点と弱点は、オールインワンジェルのメリット・デメリット解説で詳しく整理しています。じっくり比較したい人はあわせてどうぞ。
メンズオールインワンの選び方|3つの基準
オールインワンジェルは各社から数多く発売されていますが、見るべきポイントは3つに絞れます。順にチェックしていきましょう。
基準1 保湿成分がしっかり入っているか
オールインワンの主役は保湿です。パッケージや成分表示にセラミド・ヒアルロン酸・コラーゲン・グリセリンなどの保湿成分があるかを確認しましょう。
男性の肌は皮脂が多い一方で、内側の水分は不足しがちです。「さっぱりタイプ」をうたう製品でも、保湿成分が入っているものを選ぶと乾燥を防ぎやすくなります。
逆に、清涼感の強いメントールやアルコール(エタノール)が上位に来る製品は、爽快なぶん、乾燥しやすい人にはしみたり乾きを感じたりすることがあります。冬にエアコンの効いたオフィスで過ごす人は、スースー感より保湿を優先しましょう。
基準2 ベタつかず毎日使える使用感か
どんなに成分が良くても、使用感が不快なら続きません。テクスチャーは大きく3タイプに分かれます。
- ジェルタイプ:みずみずしく軽い。皮脂が多めの人、ベタつき嫌いの人向け。
- クリームタイプ:コクがあり、うるおいの持続感を得やすい。乾燥が気になる人向け。
- バームタイプ:さらに濃厚。乾燥する季節や、しっとり好みの人向け。
髭剃り後に使う人は、刺激を感じにくい「低刺激」「敏感肌向け」の表記も目安になります。使用感は好みの世界なので、まず小さいサイズやプチプラで試すのが賢い進め方です。
迷ったら「夜に鏡を見て、テカっているか粉っぽいか」で判断してください。テカり寄りならジェル、粉っぽさや突っ張り寄りならクリームやバームが出発点になります。
基準3 年齢に応じたプラスαがあるか
30代からは、うるおいに加えてハリを与える処方や、エイジングケアをうたう製品も選択肢に入ってきます。エイジングケアとは、年齢に応じたお手入れのことです。
ほかにも「アフターシェーブを兼ねられる」「顔にも体にも使える」「ポンプ式で手間がない」など、自分の生活に合うプラスαがあると、1本の満足度がぐっと上がります。何を足すかは、鏡を見て気になっている悩みから逆算しましょう。
ただし、プラスαは多いほど良いわけではありません。まずは「保湿+使用感」の2つを満たす1本を軸にして、悩みが具体的になってから機能を足すほうが、遠回りに見えて確実です。
おすすめ8選の比較早見表
今回紹介する8商品を一覧にまとめました。いずれもドラッグストアや無印良品、通販で長く売られている定番です。価格帯はあくまで目安として、気になるものから詳細を見てください。
| 商品名 | タイプ | 価格帯 | こんな人に |
|---|---|---|---|
| ウーノ クリームパーフェクション | クリーム | プチプラ | 最初の1本を探している人 |
| ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル | ジェル | プチプラ | 全身たっぷり使いたい人 |
| 無印良品 敏感肌用オールインワン美容液ジェル | ジェル | プチプラ〜1,000円台 | 刺激に弱い自覚がある人 |
| ニベアメン アクティブエイジバーム | バーム | 1,000円台 | 年齢に応じたケアを始めたい人 |
| 肌ラボ 極潤 パーフェクトゲル | ジェル | 1,000円台 | しっとり感を重視する人 |
| ルシード パーフェクトスキンクリーム | クリーム | 1,000円台 | 30代後半〜の乾燥が気になる人 |
| ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル | ジェル | 3,000円以上 | 品質重視でステップアップしたい人 |
| メンズビオレ ONE オールインワン全身化粧水 | 全身化粧水 | 1,000円前後 | 顔も体も1本で済ませたい人 |
メンズオールインワンのおすすめ8選
ここからは1つずつ紹介します。効果の感じ方や使用感の好みには個人差があるため、まずは入手しやすいものから試し、自分の肌に合うかを確かめるのがおすすめです。
順番は「プチプラの定番→年齢に応じたケア→ステップアップ」の流れで並べています。最初の3つはコンビニ感覚で試せる価格帯なので、深く悩まず手に取ってみてください。
1. ウーノ クリームパーフェクション(ファイントゥデイ)
ドラッグストアのメンズコーナーで長年親しまれている、メンズオールインワンの代表格です。クリームタイプながら塗り広げるとスッと肌になじみ、ベタつきにくい使用感で知られています。
手頃な価格で全国どこでも手に入りやすく、「まず1つ試す」のに向いているポジションの製品です。これで物足りなければ上を探す、という基準点にもなります。フタを開けてすくって塗るだけなので、洗面所に置いておけば迷いようがありません。
クリームをすくうとひんやりとした質感で、指の腹でくるくるとなじませると、みるみるうちに肌に溶け込んでいきます。片手で蓋を開けてひとすくいで済むので、忙しい朝でも手間を感じさせません。
- オールインワンが初めての人
- コスパと入手しやすさを重視する人
- ベタつくクリームが苦手な人
2. ナチュリエ ハトムギ保湿ジェル(イミュ)
ロングセラーのハトムギ化粧水と同じシリーズの保湿ジェルです。みずみずしく軽い付け心地で、顔だけでなく体にも惜しみなく使える大容量タイプとして知られています。
風呂上がりに顔から首、腕までまとめて塗れる気軽さが魅力です。ベタつきが苦手でスキンケアを避けてきた人の、入門用としても選びやすい1本です。冷蔵庫で冷やして使う人がいるほど、さっぱり感に振った使い心地です。
ジェルをすくうとひんやりとした感触があり、手のひらに広げると水のようにさらさらと伸びていきます。夏場は冷蔵庫で保管しておくと、火照った肌に心地よく使えます。
- とにかくベタつきたくない人
- 顔も体もたっぷり保湿したい人
- プチプラで量を気にせず使いたい人
3. 無印良品 敏感肌用オールインワン美容液ジェル
シンプルな処方で支持される、無印良品の敏感肌用シリーズのオールインワンです。無香料・無着色などの低刺激設計をうたっており、髭剃り後の肌にも使いやすいと人気があります。
全国の店舗とネットストアで買え、サイズ展開があるのも実用的です。小さいサイズで試して、合えば大きいサイズに移行する流れが組みやすくなっています。
とろみのある無色のジェルで、伸びがよく肌にすっとなじみます。香りが控えめなので、香水やコロンを使う人でも他の香りと喧嘩しにくいのも利点です。
- 刺激に弱い自覚がある人
- シンプルな処方が好みの人
- まず小容量で試したい人
4. ニベアメン アクティブエイジバーム(花王)
青缶で有名なニベアのメンズライン「ニベアメン」による、年齢に応じたケア(エイジングケア)向けのバームです。コクのある質感で肌にうるおいとハリを与え、乾燥を防ぎます。
「そろそろ肌の曲がり角かも」と感じ始めた30代の受け皿となる、ドラッグストア定番の1本です。有名ブランドの安心感で選びたい人にも向いています。
テクスチャーは指ですくうとやわらかく、肌にのせるとじんわり溶けるように広がります。500円玉大を目安に、洗顔後の肌になじませると、他の工程を挟まずにそのまま完了できる手軽さが魅力です。仕事終わりでとにかく早く済ませたい夜にも向いています。
- 乾燥やハリ不足が気になり始めた人
- しっとり濃厚な使用感が好みの人
- ドラッグストアで完結させたい人
5. 肌ラボ 極潤 パーフェクトゲル(ロート製薬)
保湿化粧水の定番「肌ラボ 極潤」シリーズのオールインワンゲルです。ヒアルロン酸をはじめとする保湿成分を組み合わせ、しっとりとしたうるおい感を狙った設計で知られています。
ユニセックスで使える製品ですが、インナードライ気味の男性のオールインワンとしても選ばれています。さっぱり系で乾きを感じた人の乗り換え先として有力です。
ジェルをすくうと、とろみのある質感が手のひらに広がります。頬にのせるとすっとなじみ、洗顔後のつっぱり感を素早く和らげてくれる使用感です。乾燥する時期は、いつもより少し多めにとって重ねづけすると、うるおいの持続感を得やすくなります。
- 乾燥肌・インナードライ寄りの人
- 保湿力を最優先したい人
- 家族と共用できる1つを探している人
6. ルシード パーフェクトスキンクリーム(マンダム)
40代向けメンズブランドとして知られるルシードのオールインワンクリームです。うるおいを与えて肌を整える設計で、乾燥によるごわつきが気になる大人の肌に向けた立ち位置です。
30代後半にさしかかり「今までのケアでは物足りない」と感じた人が、次の段階として手に取りやすい価格帯なのもポイントです。
クリームはコクがありながらも伸びがよく、頬や額に置いてから軽くなじませると、するするとムラなく広がります。洗面所の鏡の前で1分もかからず完了するので、夜の忙しい時間でも取り入れやすい使用感です。
- 30代後半〜で乾燥が気になる人
- ハリ不足を感じ始めた人
- メンズ向け設計にこだわりたい人
7. ドクターシーラボ アクアコラーゲンゲル(スーパーモイスチャー)
オールインワンゲルの定番として長年知られるブランドの看板シリーズです。コラーゲンなどの保湿成分を配合し、これ1つでうるおいケアを完了させる設計で長く支持されています。
ユニセックス製品ですが、濃厚な使用感を求める男性にも選ばれています。プチプラで物足りなさを感じた人のステップアップ先として検討したい1本です。
ぷるんとしたテクスチャーが特徴で、手に取るとゼリーのような弾力を感じます。顔全体にゆっくりなじませると、肌の表面がふっくらと持ち上がるような感触が続きます。特別感のある使用感を毎日の習慣に取り入れたい人に向いています。
- 品質重視でしっかり選びたい人
- プチプラでは物足りなかった人
- 濃厚なうるおい感が好みの人
8. メンズビオレ ONE オールインワン全身化粧水(花王)
厳密にはジェルではなく、顔にも体にも使える全身化粧水タイプのオールインワンです。ポンプ式で風呂上がりにすぐ塗れる手軽さは、大きな魅力です。
軽い使用感なので、こってりしたケアが苦手な人や、まず「塗る習慣」を作りたい人に向いています。洗面所に置いておけば、家族みんなで使い回せる気軽さも魅力です。
化粧水のようにさらりとした質感で、ポンプを1〜2プッシュして手のひらに広げ、顔から首、腕まで一気になじませられます。ベタつきを感じる間もなく浸透(角質層まで)していく感覚なので、暑い季節や運動後の火照った肌にも心地よく使えます。
- 風呂上がりに最速で済ませたい人
- 顔と体を1本でケアしたい人
- 軽くさっぱりした使用感が好みの人
物足りないと感じたときの重ね技
オールインワンを使っていて「冬は頬がつっぱる」「夕方になると乾く」と感じたら、やめてしまう前に重ね技を試してみてください。手順はシンプルです。

まず、洗顔後に化粧水で水分を補ってから、オールインワンを重ねます。オールインワンには油分も含まれるため、先に水分を足しておくことで、うるおいを閉じ込めやすくなります。化粧水はメンズ向け化粧水のおすすめで紹介しているような、シンプルな保湿タイプで十分です。
それでも乾く部分には、オールインワンを部分的に重ねづけします。頬・口まわり・目まわりなど乾きやすい場所に、米粒大を足すイメージです。全顔に増量するよりベタつかず、乾燥部分だけを底上げできます。
逆にTゾーンのテカリが気になる人は、額と鼻は薄めに、頬はしっかりめにと、塗る量にメリハリをつけましょう。オールインワンは「全顔に同じ量」でなくて構いません。この調整を覚えると、1本の守備範囲が一気に広がります。
季節による重ね方の目安も押さえておくと安心です。乾燥する冬は化粧水+オールインワンの2ステップを基本にし、皮脂が増える夏はオールインワン1本に戻す、というように季節で使い分けると、年間を通してムリなく続けやすくなります。
よくある質問
Q. 髭剃り後に使うとしみます。大丈夫?
髭剃り直後の肌は角質が削られ、一時的に敏感になっています。アルコールやメントール配合の製品はしみやすいので、低刺激・敏感肌向け表記のものに替えてみてください。
それでもヒリつきや赤みが続く場合は使用を中止し、皮膚科の受診も選択肢に入れましょう。肌がゆらぎやすい人は敏感肌の基礎知識とケアの考え方も参考になります。
Q. 朝と夜、両方使っていいですか?
問題ありません。朝はベタつきを避けて少なめ、夜は乾燥に備えてやや多めと、量を変えると快適に使えます。
ただし日中の紫外線対策は別です。朝のオールインワンのあとに日焼け止めを重ねるのが基本です。日焼けによるシミ・そばかすを防ぐには、UV対策とセットで考えましょう。
Q. 1回に使う量の目安は?
まずはパッケージ記載の推奨量を守るのが基本です。記載がない場合は、パール粒1〜2個分から始めて、頬がしっとりする量を探ってください。
量をケチると本来のうるおいが得られず、「効かない」と感じる原因になります。高い製品を少しずつ使うより、手頃な製品をたっぷり使うほうが満足しやすいことも多いです。
Q. オールインワンだけで日焼け止めは不要ですか?
いいえ、オールインワンと日焼け止めは役割が異なります。オールインワンはうるおいを与えて肌を整えるためのもので、紫外線からのダメージを防ぐ効果は基本的にありません。
日焼けによるシミ・そばかすを防ぐには、朝のオールインワンのあとに日焼け止めを重ねて使うことが欠かせません。休日で外に出ない日でも、窓際で過ごす時間が長い人は日焼け止めを習慣にしておくと安心です。
Q. 1本(容器)をどれくらいの期間で使い切るのが目安ですか?
商品の容量や使用量にもよりますが、朝晩使いでおよそ1〜2か月が目安です。
残量が減ってきたら、同じものを買い足すか、季節に合わせて別タイプに切り替えるタイミングとして考えるとよいでしょう。夏はさっぱりタイプ、冬はしっとりタイプというように使い分けるのも一つの方法です。
まとめ
オールインワンジェルは、「スキンケアが続かない」を解決する現実的な選択肢です。完璧だけど続かない単品ケアより、毎日続くひと塗りのほうが、肌のコンディションは整いやすくなります。
迷ったらウーノ クリームパーフェクションやナチュリエ ハトムギ保湿ジェルなど、プチプラの定番から始めましょう。物足りなくなったら化粧水を足す、ワンランク上に替える、と段階的にステップアップすれば失敗しにくくなります。
洗顔や日焼け止めも含めた全体の流れをおさらいしたい人は、メンズスキンケアの始め方ガイドもあわせてどうぞ。今夜の風呂上がりから、まずはひと塗り始めてみてください。